ANA AVATAR XPRIZE

ANAの未来

シンギュラリティ大学共同創設者のピーター・ディアマンデスが設立した

XPRIZE財団の主催する賞金レーステーマのコンペにANAがチャレンジして採用された


テレプレゼンスを可能にする様々な技術、VR・AR(視聴覚)、ハプティクス(触覚)、

ロボティクスなんかを複合させて、アバターを実現させる。“ANA AVATAR XPRIZE” 


感染症発生地域でアバターを使い、僻地で医療者が医療技術を提供する、教育者が授業を提供する、

といった社会的な課題解決へ貢献していくとANAはサイトで言っている。 

さらに、飛行機の利用者はまだ世界で6%ほどで、アバター技術を活用することで、

残りの94%の世界中の人々を繋ぎたいと続く

https://www.youtube.com/watch?v=ZuHVaLgvhVw


エクスポネンシャルジャパンの齋藤和紀さんも言っていたが、

こういう遠隔操作的な技術は物理的には近いところまですでに行っているだろうから、

始まっちゃえばあっという間に完成してしまうのではないかと思う。

思ったより早く実現されるのでは。 


そして 実現後、人はまだ飛行機にのるだろうか。感覚的に現地にいるようになるのであれば、

わざわざ本当に現地に行かなくても済むことは多いはず。 ANAは飛行機で輸送する航空会社から、

“世界中の人々をつなぐ”というパーパスのもと、

“飛行機”という手段をとらないといった道を歩み始めているのではないか? 


テクノロジーによるディスラプションがはじまっている。

パーパスを再設定して、存在意義を問い直すことは急務だと思う。 

J-CSV Lab.

デザインとDXとCSVについて研究するサイトです。

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